
ラクトフェリンの安全性は?
最近、話題になっている「ラクトフェリン」の安全性ってどうなの?と気になってはいませんか。
誰でも新しいものや聞いたことのない成分には、それが本当に安全なのかどうかが気になりますよね。
ラクトフェリンの効果は健康に直結するものばかりですし、これまで話題になった成分と比べても、その上をいく成分であることは確かなので余計に気になります。
安全性を確認して、健康効果の高いラクトフェリンを始めることができれば理想的ですよね。
このページでは、ラクトフェリンの安全性についてまとめています。
ラクトフェリンの安全性について知り、安心してラクトフェリンを始めましょう!
ラクトフェリンとは何?
ラクトフェリンは、母乳・涙・汗・唾液などに含まれる鉄結合性の糖タンパク質。
初乳(産後1週間の母乳)に多く含まれることで有名です。
食品の中では乳製品に含まれる成分ですが、熱に弱いという性質も持ちますから、加熱殺菌のされてある大半の乳製品からはラクトフェリンを摂ることができません。
低温殺菌の場合はラクトフェリンを摂ることができますが、手間がかかっている分高額ですし、含有量はごくわずかですから有効量を摂るのは大変です。
このように、乳製品を食べることでラクトフェリンの健康効果を得るのは一般的に難しいとされています。
ラクトフェリンを摂取したいというとき、一般的な方法として耐酸性または腸溶性のサプリメントを摂取することが確実に効率よく摂取できるとされています。
しかし、サプリメントのように毎日継続的に摂るならば、安全性が気になりますよね。
それでは、ラクトフェリンの安全性についてみてみましょう。
ラクトフェリンには副作用がない?
ラクトフェリンの副作用については下記記事を参考にしてみてください。
動物を使った各種毒性試験にもクリア
- 毒性試験:物理的な限界量を動物に経口投与しても毒性を示さなかった。
- 急性毒性試験:最高投与量の5g/kgでも異常所見はまったく認められなかった。
- 亜急性毒性試験:最高投与量を2g/kgに設定した3ヶ月間のでも異常所見はなかった。
- 遺伝子毒性試験:ラクトフェリンを用いた復帰性突然変異試験の結果「陰性」が確認されています。
その他にも様々な毒性試験が実施されています。
その他の試験や試験の詳細は下記の参照元URLをご確認ください。
参照元:https://biosciencedbc.jp/dbsearch/Patent/ipdl.php?year=H18&file=Cg5PIeDyoCk=、http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_douyaku1_lactoferrin_240223.pdf
妊婦への影響
妊婦さんのラクトフェリン経口摂取についても、問題は報告されていません。
▼参考
鉄分の足りていない妊婦さん107名に、1日2回のラクトフェリン100mg(鉄含有30%)の経口投与を30日間続け、血清痛Hb濃度及び血清総鉄濃度の測定が行われた。
血清痛Hb濃度及び血清総鉄濃度が優位に増加した。
腹痛・痙攣・便秘・下痢などの副作用の報告はなかった。
参照:http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_douyaku1_lactoferrin_240223.pdf
アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可
ラクトフェリンは、アメリカ食品医薬品局(FDA)の厳しい安全基準をクリアした成分に与えられる、一般に安全と認められている成分(Gras)として認可されています。
何よりも、世界的に有名な機関から認可されていることで、安全性はお墨付きと言っても過言ではないでしょう。
ラクトフェリンは日本だけではなく、世界中のメーカーや専門機関で研究されている成分であり、未知の部分が多いとされています。今後、さらなる新しい効果が発見される期待も持ち合わせている成分です。